とにかく計画は万全にを心がけよう!
ツーリングデビューに際しては、とにかく計画を万全に整えておくことが重要です。
バイクに乗って長距離を走り、自宅から遠く離れた地に赴くわけですから、途中で、あるいは目的地で何が起こるかわかりません。
できるだけ不測の事態が起こるリスクを排除したうえで、快適にツーリングを楽しめる計画を立てることがツーリングデビューを成功させるうえでの最大のポイントです。
そんな事前の計画のポイントとしてまず挙げられるのが、「無理のない計画にする」ことです。
慣れないうちは、どうしても欲張って「あそこにも行きたい」「あの場所も見たい」と予定を詰め込んでしまいがちです。
しかし無理をすると本人の体力にもバイクに負担をかけてしまう恐れがありますし、もし途中で計画通りに行かなくなってしまうと全体の計画が崩れてしまう可能性もあります。
あくまで自分のレベルにふさわしい範囲内で「無難な」計画を立てるようにしましょう。
とくに山道はできるだけ避けることと走行距離はほとほどにしておくことが重要です。
それから、天気予報と気温をチェックしましょう。
これは服装とも関わってくる問題ですが、はじめてのツーリングではできるだけ天気の良いシチュエーションで行うようにしましょう。
長距離を移動することになるため、訪れる場所それぞれの天気を確認しておくこと、また標高によっても気温が変わってくるので、その点もしっかりチェックして寒さ対策をしっかり行うことを忘れないようにしましょう。
バイクの点検やガソリンのチェックは当然のことですが、家族や友人に行き先を伝えておくこと、そして自分が加入している保険のロードサービスなど万一の時の連絡先を必ず控えておくのも必須ポイントです。
ツーリング中の服装・装備に注意しよう!
ツーリングともなると、移動先によって天気や気温に大きな違いが出てくることもあります。
その人のツーリングにふさわしい服装を用意するようにしましょう。
この点は季節によっても違いが出てきますが、春や秋では防寒用の服を一枚用意しておくと良いかもしれません。
もちろん、雨具も必須です。
服装に関してもうひとつ注意したいのが、肌の露出です。
とくに暑い夏場は薄着で走行したくなるものですが、万一転倒してしまったときに薄着だと大きな怪我をしてしまう恐れがあります。
肌を保護してくれるとともにダメージにも耐えられる丈夫な生地の服を着るようにしましょう。
これは靴にも同じことが言えますが、一方で動きを阻害しない服や靴であることも重要です。
あとはバイク用のグローブ、肘や足を保護するプロテクターなども、状況に応じて用意しておくと安全性を高めることができます。
はじめてのツーリングではどんな不測の事態が起こるかわかりませんから、こうした安全性を高める装備も揃えておくとより不安を感じずにツーリングを楽しむことができるでしょう。