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チベット縦断ツーリング

過酷な環境でのツーリング体験

海外でのツーリングといえば日本とは違った経験ができることが醍醐味です。
チベットのツーリングは標高5000メートルを超える高い場所を走ったりあまり環境の整っていない宿泊施設に泊まったりという経験をすることができます。
過酷な環境での旅ですが、だからこそ旅の思い出がたくさんできたり道の途中ではチベット仏教の聖地で旅の安全祈願をしたりという経験ができるツーリングコースです。

チベットツーリングは一般的に成都からスタートをしてカシュガルを目指すコース設定がされます。
成都は日本からの直通便があるので行きは飛行機の乗り継ぎがなく帰りはカシュガルから成都を経由して日本に戻るため複雑な乗り継ぎもありません。
行程の都合によってはカシュガルでも成都でも一泊することがあるのでツアーの日程としては長めの2週間から3週間以内で行程が組まれています。

ツアーに参加しない場合

チベットツーリングは一般的にツアーに参加をして行うものです。
事前に予約するとしても毎晩宿泊する場所を探すのは大変ですし現地での給油事情も知らないと苦労します。
そのため海外ツーリング初心者は現地のガイドがついていてバイクのレンタルも対応してもらえるツアーに参加をするのがおすすめです。

しかしせっかくならば自分で宿泊場所の予約やルートの設定もしたいという場合には自分ですべて手配してツーリングをすることもできます。
その際には国際免許証や予備ガソリンタンクなどの荷物も準備が必要です。

特にチベットでのツーリングは山間部を走るので気温差や急な雨への対策が求められます。
雨具を用意する以外にも強い風が吹いている中での運転対策に風よけや埃よけも用意しておくと安心です。
これらの荷物はツアーに参加をしても役立ちます。

チベットツーリングの注意点

チベットでツーリングをするにあたって最も気になるのが路面状況です。
日本に比べてやはり悪路が多く走る際には舗装がされていない砂利道も多くあります。
凹凸があるだけでなく湧き水で濡れている道は滑りやすくエンストすることもあるので気を付けましょう。

燃料はガソリンスタンドで入れることができますが場所によってはガソリンの呼び名が違うこともあります。
またしばらくガソリンスタンドがない地域もあるので予備燃料を入れるためのタンクを用意して走ることが望ましいです。
タンクにガソリンを入れている場合には盗難対策のためにバイクから離れる際にはタンクは持ち歩くようにしましょう。

峠のあたりは冬場は積雪で通行できないルートもあります。
ツアーに参加している場合にはそういったルートは回避するよう組まれますが個人で走る場合には11月から4月あたりまでは雪の情報も確認しておくと安心です。