物価が安い
「微笑みの国」として温かくおもてなしをしてくれて、物価が安く、バックパッカーにも絶大な人気を誇る国タイランド。
そのタイには数多くの世界遺産があり、日本からも年間150万人以上の旅行者が世界遺産を求めて、タイへ足を運んでいます。
その世界遺産を巡る旅にお薦めしたいのが、レンタルバイクです。
タイではバイクの普及が日本以上で、日本のバイクメーカーが現地生産をしている関係上、125ccタイプの小排気量車が大人気となっています。
新車の価格も日本とほぼ同じで購入出来て、税制上の都合や、渋滞するバンコク市内をすり抜けることが出来るコンパクトな車体から、この手のバイクが人気を博していますね。
タイ国内ではレンタルバイク屋は人気の高い商売で、自営業者副業種として、No.1の人気を誇っています。
レンタル料金も150~200バーツとお安く、国際運転免許証を持っていれば、日本人でも手軽にレンタル出来る点が魅力です。
トゥクトゥクやバイタクの様に値段交渉する手間もかからず、目的地を自由に選べる事が出来る事もお薦めポイントです。
レンタルバイクをレンタル
タイでバイクをレンタルする方法は二種類あって、宿泊しているホテルを通じてバイクをレンタルする方法と、レンタルバイク屋で直接レンタルする方法があります。
ホテルを通じてバイクをレンタルする場合は、パスポートを預けなくても良い代わりに、ホテル側に手数料を支払う必要があり、その分費用が割高になります。
レンタルバイク屋で直接レンタルする方法だと、車種を選択する事が出来て、値段交渉も可能なので割安感がありますが、保証金代わりにパスポートを預ける必要があります。
バイクをレンタルする時に気を付けなければならない点は、車体周りに傷が無いかをチェックする事です。
これを怠ると返却時に修理代を請求される場合がありますから、必ずお店の人と一緒にチェックしましょう。
またレンタルするバイクは、基本的にガソリンタンクは空っぽの状態ですから、レンタル後は直ぐにガソリンを給油しなければなりません。
タイの世界遺産
バイクをレンタルする事が出来たら、世界遺産を巡る旅に出発しましょう。
タイは仏教国なので、仏教にまつわる世界遺産が幾つかありますから、バイクでツーリングしながらの世界遺産巡りが人気です。
まずタイの世界遺産として一番有名なのは、世界遺産認定都市のアユタヤです。
タイの首都バンコクから80㎞ほど離れた場所にあり、バイクでも1時間少しで行ける距離なので、広いアユタヤ内を巡るにはバイクが大変便利となります。
今から250年以上も前に栄えたアユタヤ王朝は、インドシナ半島の中心都市として400年以上も栄え、その見事な寺院や仏像郡は現在も静かに時間を止めて佇んでいます。
タイ北部に位置するスコータイ歴史公園も、外す事が出来無い世界遺産です。
「幸福の夜明け」を意味するスコータイ王朝は13世紀に栄え、タイの歴史の幕開けを象徴する遺跡群が数多くあります。
三層からなる城壁内の寺院は、土曜日の18時~21時の間はライトアップされるので、大変見応えがあります。
スコータイから北へ1時間ほどの距離にあるシーサッチャナライ歴史公園も、お薦めの世界遺産です。
約200を超える遺跡群が保存されており、スコータイほど観光客が多くないので、落ち着いてタイの歴史を探求する事が出来ます。
この歴史公園はスコータイ同様かなり広いので、バイクでそのまま遺跡巡りをするのが良いでしょう。
タイにはその他にもバーンチエン遺跡や、自然遺産でもある野生生物保護区等の見所が多くあるので、レンタルバイクでの観光がとても便利です。