バイクが盛んな国
マレーシアは親日国としても知られており、赤道近くの熱帯雨林の気候ですが、隣はシンガポールとなっており、気温は高いながらも、日本より湿度がなくからっとしており、過ごしやすい国です。
移動手段というと、タクシーやバスなどありますが、タクシーはすでに乗車していることが多いので、バイクが移動手段の1つとなっています。
どの街でもほとんどレンタルバイクはあり、借りるときは、免許証、パスポート、部屋番号とホテル名を名乗れば、1日あたり、30マレーシアリンギットぐらいで借りられます。
デポジットを100リンギットぐらい払う必要がありますが、これは保険のお金であり、返却時まで事故など起こさなければ、デポジットは返却されます。
またバイク屋との交渉時は、ほとんど免許証の種類は問われずに、中型や大型バイクも、免許に関係なく貸してくれます。
ただこれは、バイク屋での話なので、道路を走り警察に捕まると、法律の範囲で罰せられます。
バイクを借りたら、日本のレンタカーのように満タンにして返すルールがないので、すぐガソリンスタンドに行った方が良いでしょう。
石油産油国なので、ガソリン代は安く、満タンにしても、3リンギットぐらいです。
ただバイクを返却するときは、借りたときと同じぐらいのガソリン量にして返すという暗黙のルールがあります。
借りたときに3リットルガソリンが入っていれば、返却時も3リットル以上にして返します。
借りたバイクとキー、ヘルメットを返却すると、バイク屋の店員がバイク全体を軽く見て、契約終了です。
雨期があるので、この時期はレインコートなどを持参すると良いでしょう。
マレーシアのおすすめツーリングスポット
・キリムリバークルーズ
世界遺産になっているマングローブの森の中を駆け抜けるコースです。
バイクで訪れると、川があるので、そこはボートに乗って移動します。
15分ぐらいごとにボートが出ているので、それほど待つ必要もなく、ツアーは3時間のクルーズです。
・ナイトマーケット
街では夜になるとマーケットが開くので、街を巡ってナイトマーケットに行くたびも良いでしょう。
食べ物はもちろん、衣料品や雑貨まであり、見るだけでも楽しいですが、マーケットを散策すると、美味しい匂いが漂ってきます。
・コタキナバル
キナバル公園のある場所であり、東南アジアでは最高峰のキナバル山もあります。
ダートコースが続き、低い木々が点々とあり、走ると山が先に見えます。
そのままマレーシア国内を走っても、隣のブルネイなどの国に行っても良いでしょう。
雨期になると、泥のコースをダイナミックに走れます。
熱帯雨林の中を走り、運がよいと道ばたでウツボカズラを見られるかもしれません。