ツーリングは楽しく
バイクを通勤や通学で日常の足として使っている方も多いと思いますが、年に数えるほどしかツーリングに行く機会がない方には、バイクの維持費はかなりの負担だと思います。
保険や税金以外にも、タイヤやオイル等の消耗品費もかかると、かなりの金額になると思います。
そんな方にお薦めしたいのが、「レンタルバイク」と言う、生活スタイルです。
現在ではレンタルバイク店が全国的に増加し、車や電車で来店したライダーがツーリングに向かうと言うシーンが、目立ってきています。
ハーレーやドゥカティ等の憧れの外車を借りられるだけではなく、その場でヘルメットやライディングジャケットをレンタル出来る事も、人気の秘密の様です。
都内から手軽に日帰りツーリングが楽しめる事で人気のスポット、伊豆スカイラインへも、このレンタルバイクのユーザーが増えており、茅ケ崎や沼津の駅前レンタルショップが人気です。
バイクの車種も50ccから1000cc以上のものまで取り揃えているので、試乗感覚で選ぶ事が出来るのが嬉しいですね。
伊豆スカイラインでのツーリング
関東圏からの日帰りちょっとツーリングが楽しめる事から、人気の高い伊豆スカイラインですが、「伊豆に着くまでもツーリングだ!」と言うがっつり系のライダーならいざ知らず、「伊豆はちょっと遠いかな?」、「行き帰りは楽をしたい」と言うライダーには、レンタルバイクでのゆるゆるツーリングをお薦めします。
ゆるゆるツーリングの人気を受けて、最近ではレンタルバイクショップが新東名高速道路のパーキングエリアや、駅前にも数多くオープンして、多くのライダーから支持を受けています。
ガソリン代や高速代の節約の為に、電車や車を相乗りしてショップに行き、そこから伊豆スカイラインへとショートツーリングへと向かうスタイルが、一つのトレンドとなっています。
伊豆半島の稜線を全長40㎞も縦に走っている伊豆スカイラインは、峠越えの区間が多く、相模湾や富士山を一望出来て、そこからの景観は見事の一言に尽き、中高速のコーナーが適度に連続している事や、ところどころにパーキングが用意されている事もあり、レンタルバイクでのツーリングには最適な場所です。
二輪車の通行料金は560円と安いので、伊豆で一泊して、夕日や日の出の美しさを楽しむといった選択も可能です。
伊豆半島の温暖な気候と相まって、春秋のツーリングシーズンには多くのライダーが走り回って来ていますが、冬場のツーリングスポットとしての人気も高まっています。
ただし路面の高度が高い為に、積雪や凍結によって、冬場は閉鎖される事がありますから、ツーリング計画を立てる時は注意が必要です。
中高速のコーナーがS字状に連続している事から、昔から走り屋のメッカとしても人気が高い伊豆スカイラインですが、制限速度を大幅に超えた運転による事故も多く、二輪通行禁止の噂は何度となく警察関係からも持ち上がって来ました。
多くのライダーに伊豆スカイラインの景観の良さを楽しんで貰う為にも、制限速度を守り、マナーの良い運転を心がけたいものですね。