山岳地帯の国
ブータンと言うと、最近はアンケートで国民の9割が幸せと答えたことで、有名になっています。
ヒマラヤ山脈の近くにある国であり、ネパールやバングラディッシュの隣にあります。
仏教王国であり、至る所に寺院があり、また仏教文化を色濃く残している国です。
国全体が標高2,000mや3,000mという高い場所にあり、登山になれていない人は、高山病になるかもしれません。
ブータンを走るとなると、ほとんど山道であり、断崖絶壁の場所もあります。
オンロードバイクでも走れますが、悪路を想定するならば、オフロードバイクをおすすめします。
山の斜面に、点々と集落があるような国であり、日本ではあまり見られないような光景が広がるでしょう。
とにかくほとんどの道は整備されておらず、悪路が続き、場所によっては、大きな穴も開いています。
このような道に慣れていない方は、ツーリングしても苦労するかもしれず、あまり楽しくありません。
ブータンは、中級者以上向けのツーリングコースと言えるでしょう。
酷い道は岩だらけのような場所もあるので、走るにしても体力を要求され、ある程度走り慣れていないと大変です。
バイクツアー会社があるので、そのような会社を通じてツアーを行うと、バイクも手配してくれます。
ツアーを組めば、ガイドも付くので、いろいろな観光地も案内してくれます。
ただし、日本人による案内もありますが、世界的なツアー会社だと、案内は外国人になり、英語かドイツ語などでの案内となります。
ツアー会社が手配するバイクは、ロイヤルエンフィールドのバイクが多いです。
季候は、山の上にある国なので、寒く、夏でも場所によっては最高気温が10度にもならないような地域もあります。
ブータンの寺院
ブータンに来たならば、ツーリングで国を駆けめぐる他にも、要所要所の観光地や寺院を見るのも良いでしょう。
プナカゾンやガンテゴンパなどの大きな寺院もあり、見学することができます。
普通の寺院と違い、山の斜面に作られているので、不思議な雰囲気を醸し出しています。
まるで、チベットのポタラ宮殿のような雰囲気があります。
ブータンには、ゾンと呼ばれる寺院も数多くあるので、観光地は無数です。
寺院を観光すると、僧侶などの方にも出会うことができ、民族衣装を纏った人もいます。
もちろんホテルもあるので、宿泊することができ、休みながら旅を続けられます。
ブータンに行けば、伝統的なブータン料理を味わうことも可能であり、精進料理をアレンジしたような食べ物を食べられます。
標高の高い場所にあるので、道を歩いたり走っていても、普通に雲が地面近くまで漂っており、不思議な雰囲気を醸し出します。
このような独特の幻想的な雰囲気も、ブータンでの光景と言えるでしょう。