電動キックボードのレンタル方法の手順について
2023年7月から、免許もヘルメットも必要なく運転することができるようになった電動キックボードが、これまでよりも間口が広くなったことでレンタルサービスも活発化しています。
実際にレンタル拠点も拡大傾向が見られ、利用しやすい環境が整いつつあるといえるでしょう。
そんなレンタルサービスの利用は、それほど難しくありません。
もちろんサービスを提供している業者によっても異なりますが、基本的な手順は共通しています。
まず、ネットを使ってレンタルサービスを提供している(電動キックボードを置いている)拠点を探します。
そして現地に訪れたら、利用したい電動キックボードを選びます。
ポイントとなるのは、この段階で返却する拠点を予約しておくことです。
借りた場所で返すだけでなく、移動した先の拠点で返却できるサービスも多いため、あらかじめ返却先を決めておくのです。
そのうえで借りた電動キックボードを実際に運転していくことになりますが、その際には本体に貼付されたQRコードを探してスマホで読み取りましょう。
運転方法のガイドなどをチェックできるので、それに基づいて運転することになります。
利用が終わったら返却先の拠点に返却し、料金を精算します。
返却したときの状況をスマホで撮影・報告する必要がある場合もあるので、その際には忘れずに行いましょう。
このようにスマホさえあれば手順はそれほど難しくありません。
ちょっと興味あるけど自分で購入してみる気はない、という方にとって、こうしたレンタルは電動キックボードを試してみるよい機会ともなるでしょう。
電動キックボードの乗り心地は?
文字通り電気で動くキックボードですから、慣れない人にとっては安定した姿勢で運転できるのかという不安がついてまわるでしょう。
しかし実際の乗り心地はかなり安定しており、運転している途中でバランスを崩してしまうといった心配は必要ないでしょう。
急に加速するといった不安点もなく、穏やかにスピードを挙げていくことができます。
サイズ的にも足を乗せやすく、すぐに慣れて快適な運転ができるようになるでしょう。
乗り心地のもう一つのポイントは、体感速度です。
実際の速度よりも速く感じるため、それほどスピードを出していなくてもかなりの爽快感を味わうことができます。
その一方、速度にとらわれず自分にとって快適・安全と感じる速度で走らせることが重要になってくるでしょう。
注意点もあります。
電動キックボードでの事故が問題視される機会も増えていますが、交通量が多いところでは快適な走行は期待できません。
すぐ脇を車やバイクがどんどん追い越していくのでちょっと怖くなりますし、自分がこれらの邪魔をしているような感覚になってしまうからです。
ちょっとした接触で転倒などの事故にあう恐れもあるので、そうした場所ではヘルメットの装着は必須になりそうです。