ツーリング中や旅先の景色をカメラで撮影してSNSにアップしたり、思い出に残したりしたいですよね。カッコいい写真を撮影するために、ツーリングに適したカメラを紹介します。
ツーリングに使えるカメラの種類
撮影したいシーンによって使えるカメラは変わってきます。自分がツーリング時に使い分けるカメラは2種類です。
アクションカメラ
運転中の車載動画を撮影できるカメラです。正確に言うと、小型デジタルビデオカメラで、アウトドアやスポーツ中の撮影用に作られた頑丈なカメラです。アクティブな映像を撮るために設計されているので、バイクやヘルメットに取り付け、ツーリングに活用できます。ほとんどの人がGoPro社製のシリーズを使用していると思いまが、ソニーやパナソニックなど、その他メーカーからも発売されています。コダックの「PIXPRO SP360」は、360度撮影可能です。前後左右撮影できるので、マスツーリングで使うと遊び要素が広がりそうです。
ミラーレス一眼
バイクと風景をかっこよく映したい人におすすめのカメラは「ミラーレス一眼」です。ミラーレス一眼は、一眼レフカメラの性能をそのままに軽量化したカメラです。小型化により携帯性があがり、ツーリングにぴったりです。なぜ性能をそのままに小型化できたのかというと、カメラ内部の構造に違いがあります。光の情報をイメージ化するための、一眼レフで存在したミラーがありません。そのためミラーレス一眼と呼ばれています。スマホで撮影する写真より、クオリティの高い写真が撮れますよ。ツーリングの様子をSNSやインスタにアップしたい人は、スマホと通信機能で繋げるタイプのものがおすすめです。
スマホのカメラも手軽でいいのですが、走行中の利用はもちろんNG。本格的な写真を撮影したい人は、スマホとは別の機能をもったカメラを使ってみてくださいね。
撮影の注意点
各カメラの使用において注意点があるので解説します。
アクションカメラの取り付け箇所
車載のアクションカメラは、躍動感のある画像や動画を撮りたい人向けです。
目線から撮影できそうな、タンクの上やヘルメットの横ですがあまり適していませんでした。タンクの上は振動を受けやすく映像がブレますし、ヘルメット横は映像に違和感があります。ハーネス部分は手や腕で映像が見えにくくなりました。
おすすめの設置個所は、ヘルメットの顎下です。振動が体に吸収されて安定した撮影ができました。専用のアタッチメントを購入すると、ヘルメットへの装着が簡単です。
ミラーレスの一眼の弱点は雨
ミラーレス一眼はツーリング中、首にかけても違和感がないぐらい軽いです。しかし、ミラーレス一眼の弱点は雨です。ミラーレスは防水機能が基本的についていません。雨が降った時のために、ジップロックに入れて対策をしておくといいでしょう。
ツーリング用のカメラをもっていない人は、ツーリングをより楽しめるカメラを1つ購入してみてはいかがでしょうか。