1. >
  2. >
  3. マスツーリング中の車間距離の取り方

マスツーリング中の車間距離の取り方

マスツーリングでは後続車のほうが負担が大きい

ソロや2~3人でのツーリングに比べて、マスツーリンクでは後続車のほうが負担が大きくなります。
基本的には千鳥走行もしくは一列縦隊で走行する形となりため、車間距離を正しく維持しつつ速度やコーナーリングなどを工夫する必要があるからです。
その一方で、マスツーリングでは慣れている人が先頭になって牽引するケースも多く、慣れない人が後をついていく形になると大変な思いをすることもあります。
慣れているライダーは当然後続車に配慮しながら走行するわけですが、それでも後続車は緊張したり、ハラハラすることが多いのです。

マスツーリングの醍醐味は、「集団でありながら個人としての走行も楽しめる」点です。
風を切ってバイクと一体になりながら走行する個人的な楽しみを味わいつつ、ツーリングの楽しみを仲間全員と共有できる、これこそマスツーリングの面白さと言えるでしょう。

そのためには、適度な車間距離を保つ必要があります。
しかしこれがなかなか難しく、後続車の負担になってしまうこともしばしばなのです。
あまり車間距離が短いと走行の醍醐味を味わうことができませんし、カーブや急停車の際に危険が生じる恐れがあります。

一方で車間距離が長すぎると一列縦隊が長くなり周囲の迷惑になってしまうほか、信号を渡る途中で赤になってしまい列が途切れてしまうこともあります。
程よい車間距離を保つためにはやはり後続車が意識して運転する必要があるため、どうしても負担が大きくなってしまうわけです。

適度な車間距離の保ち方とは?

「これぐらいの距離が理想的」という目安があればよいのですが、バイクの種類や速度などによって理想的な車間距離に違いが出てきます。
一般的には「2秒の間」が理想的、つまり後続車が2秒後に前の車の位置に到達する距離が理想的とされています。
ですから、バイクの速度によって実際の距離が変わってくることになります。

そしてもうひとつ、直線やカーブなど道路の状況によって車間距離に変化が生じます。
前のバイクが直線からカーブに差し掛かれば、当然のことながらまだ直線を走っている後続車との距離が縮まります。
そうしたとき、焦ってスピードを落とさないことが重要です。

後続車もカーブに差し掛かれば当然スピートが落ちるわけですから、あくまでこれまでのペースを維持して運転することが大前提です。
焦ってスピードを落とすと、自分の後続車との車間距離が急に縮まって危険になる可能性があります。
マスツーリングの際にはあらかじめベースとなる速度を決めておき、「2秒」の車間距離がどの程度になることを確認しておく、そのうえで道路の状況がもたらす車間距離の変化には動じずにマイペースを貫くこと、これがマスツーリングにおいて適度な車間距離を保つポイントとなるでしょう。

Similar Articles

ビーレンタ ビーレンタとは バイク好きの皆様のお役に立ちたいというバイクショップが集まって始めたレンタルバイクサービスが「ビーレンタ」です。 ライダーの皆様のバイクライフが楽しいものであってほしいというスタッフの願いが「ビーレンタ」 […]
レンタルBB 安価なレンタル料金で1時間からレンタル、乗り捨てもできるレンタルBB レンタルBBは全国規模のレンタルバイク店です。 その特性を生かした乗り捨てプランは全国のライダーたちに好評で、インターネットで気軽に料金計算ができるの […]
B-Renta B-Rentaの特徴 B-Rentaは首都圏と大阪府、そして島根県にショップを持ち、バイクのレンタルサービスを行っています。店舗に来店してレンタルすることはもちろん、電話やインターネットからの予約も可能です。オプションで […]
マスツーリング中... マスツーリングでは後続車のほうが負担が大きい ソロや2~3人でのツーリングに比べて、マスツーリンクでは後続車のほうが負担が大きくなります。基本的には千鳥走行もしくは一列縦隊で走行する形となりため、車間距離を正しく維持しつ […]
EZOライダー EZOライダーの特徴 EZOライダーは、北海道北エリアに特化したバイクレンタルサービスを提供しています。 北海道のツーリングは、バイク好きにとっては憧れです。 しかしその中でも広大な大地が広がる道北は、ツーリングのメッカ […]
紙の地図でツーリ... 紙の地図のメリットとは? 今の時代、スマホさえあればいつでもどこでも地図を確認することができます。ツーリングのときにちょっと現在位置や目的地を確認したいときにもスマホ片手にすぐに確認できる便利な時代になりました。そうなる […]
輸入バイクのメリ... バイクは多くの人にとって趣味や移動手段として欠かせない存在ですが、バイクには大きく分けて国産車と輸入車があります。国産バイクはホンダやヤマハ、スズキなど、世界的に知名度が高いメーカーのモデルが多く、信頼性やコストパフォー […]
南海部品 レンタルバイク、用品を扱うバイクのプロフェッショナル南海部品 南海部品はレンタルバイクのみでなく、部品も扱っているバイクのプロフェッショナルのお店です。 こちらのお店ならではの特徴を見てみましょう。 完全整備済車両が常に […]
レンタルバイクセ... 関東の主要都市にあるレンタルバイクセンター レンタルバイクセンターは、千葉県を中心に関東の主要都市に店舗があります。 お宅の近くにも、あるかもしれませんから、関東地方在住のバイク好きの方はインターネットで検索なさってみて […]
レンタルバイクジ... 良心的なレンタルバイク店のレンタルバイクジャパン レンタルバイクジャパンは、スカイツリーを拝める東京都墨田区にあるレンタルバイクのお店です。 こちらのお店、他のレンタルバイク店とはちょっと異なります。 とても良心的なお店 […]