引っ越したらバイクの住所変更手続きが必要
引っ越しをした際には様々な手続きをしなければなりませんが、バイクを所有している場合には住所変更もしなければなりません。
手続きの方法は所有するバイクによって異なりますが、なるべく早く手続きを済ませるようにしましょう。
もしも住所変更を行わないと、後々大きなトラブルにもなりかねません。
例えば、バイクの納税通知は申告している住所に届きますが、住所変更がきちんとできていないと通知書が届かないことが起こりえます。
納税通知書類がないときちんと税金を納めることができませんし、納税証明書がなければバイクの車検を通すこともできません。
そのことが原因で、いろいろなトラブルが起きてしまいます。
こうした事態を避けるためにも、引っ越したら早めにバイクの住所変更も行うようにしましょう。
住所変更手続きはどのようにするか
バイクの住所変更はバイクの種類によって申請する場所、準備するものが異なります。
原付バイクの場合、住所変更のために必要になる書類は「軽自動車税廃車申告兼標識返納書」と「標識交付証明書」、そしてナンバープレートです。
手続きは市役所で行います。
まず、引っ越す前に市役所で廃車手続きをしておきます。
軽自動車税廃車申告兼標識返納書を窓口で提出すれば大丈夫です。
事前に書類をホームページなどからダウンロードしておくとスムーズかもしれません。
ナンバープレートは引っ越し先の市町村が変わる場合には返納します。
次に、引っ越した先の市役所で手続きを行います。
引っ越す前に手続きした市役所でもらった書類を提出すれば、新たにナンバープレートを発行してくれます。
引っ越し先が同じ市町村の場合、転居届を提出した際に自動的に原付バイクの住所変更もなされるため、別途手続きは必要ありません。
250cc以下のバイク、つまり軽二輪バイクの場合、住所変更のために必要になる書類は軽自動車届出済証、自賠責保険証明書、新しい住所の住民票、そしてナンバープレートです。
これらの書類を準備して、陸運局で手続きを行います。
引っ越し先の住所が引っ越し前と同じ陸運局管轄の場合、ナンバープレートの変更は不要です。
必要な書類をそろえたら、陸運局で案内に従って手続きを行います。
もし陸運局までいけない場合には、代行業者に依頼することも可能です。
その際には手数料や委任状などが必要になりますが、全て代行業者が確認してくれるので指示に従えば問題ないでしょう。
251cc以上のバイク、つまり小型二輪バイクの場合、住所変更のために必要な書類は車検証と自賠責保険証明書、新しい住所の住民票、そしてナンバープレートです。
手続きの方法は軽二輪バイクと同じですが、小型二輪バイクは車検証がある点のみ異なります。