カバーをかけるのは最もベーシックな方法
バイクをきれいに保管する最もベーシックな方法は、カバーをかけることです。
これは屋外で保管する場合はもちろんのこと、屋内で保管する場合にも大変有効な方法です。
カバーをかけておくことにより、ホコリや雨水などから車体やエンジンを守ることができます。
カバーのメリットは、なんと言っても手軽なことです。
カバー自体の価格も非常にリーズナブルなので、とりあえず購入しておくこともできるでしょう。
また、カバーの付け外しをすることもそこまで大変な労働ではありません。
一方、カバーのデメリットは軽さゆえに風に弱いことや、ビニール製のカバーの場合は湿度に弱いことなどが挙げられます。
屋外で保管する際にカバーをかける場合、風で吹き飛ばされないようにしっかりと固定するようにしましょう。
保管前にメンテナンスする
バイクの保管において、メンテナンスも非常に大切なことです。
特に保管する前には、簡単にでも良いので必ずメンテナンスをするようにしましょう。
自分でできるメンテナンスには、さび止めのためのスプレーや潤滑油を注すこと、そして掃除をすることが含まれます。
さび止めはさびやすい部分に定期的にスプレーすると良いでしょう。
同じように、潤滑油はチェーンなどに定期的に注すようにします。
メンテナンスの方法がいまいちわからない場合は、ショップなどに行って基礎的なことをしっかりと学ぶといいかもしれません。
エンジンオイルの交換やキャブレター掃除など、少し専門的なことは知識や経験がないうちはショップに任せるようにしましょう。
エンジンオイルの交換は、走行距離も一つの目安になりますが、時間も交換の目安になります。
エンジンの古さなどにもよりますが、半年に一度は交換すると良いでしょう。
もし長期間バイクに乗らないようであれば、ガソリンを満タンにしておくこと、タイヤの空気を入れておくこと、そしてバッテリーを外しておくことなども重要です。
そうすることで、長期間エンジンを動かさないために起こりうる故障や不具合を防ぐことができます。
有料のトランクルームやコンテナの活用
バイクを保管するためには、屋根付きの駐車スペースを確保しておくと良いでしょう。
自宅にガレージがあり、スペース的にも余裕があればそこにカバーをかけて保管することができるかもしれません。
しかし、集合住宅だったり自宅にスペースがないという人もいるでしょう。
そのような場合、有料のトランクルームやコンテナを活用することができます。
バイク保管専用のトランクルームもあります。
トランクルームのメリットは雨風をしっかりと遮断できること、そしてカギや防犯カメラなどのセキュリティ対策が万全なことです。