マナーが悪いクルマに要注意
ライダーがツーリングに行ってみたい憧れの場所と言えば、やはり北海道をイメージする人が多いのではないでしょうか。
北海道のツーリングは、広大な大地をまっすぐに走る道路を思い切り走行できるという解放感を楽しめますが、マナーが良くない車が意外とたくさんいるため注意が必要です。
マナーが悪いドライバーは全国どこにでもいますが、車両数が少なく広大な北海道では無理な追い抜きをするドライバーがとても多いものです。
ツーリング先で事故を起こしてしまうと、せっかくの旅が台無しになってしまいます。
そうした万が一を避けるためには、解放感を楽しみながらも、他の車両にはくれぐれも気を付けて無理な運転はしないように心がけたいものです。
北海道ならではの注意点!野生動物のエサやりはNG
北海道には、たくさんの自然が残されています。
そのため、道内の各所には動物関係の標識が立てられています。
野生動物が道路脇から突然飛び出してくるかもしれないから注意しなければいけないエリアもあれば、動物たちが集団でのんびりと道路を横断する光景を目にすることもあります。
中には、キツネなどの可愛い小動物を見かけて、思わずエサを与えたくなってしまうこともあるでしょう。
しかし、どんなに野生動物が可愛いからと言っても、路上に車を止めて動物にエサを与えるのはNGです。
動物たちが人間のエサやりに慣れてしまうと、道路に飛び出してきて引かれてしまったり、道路脇でドライバーを待つようにもなってしまいます。
これは動物にとってとても危険なことです。
そのため、動物を守るためにも路上でのエサやりはグッと我慢して、決して行わないようにしてください。
ガス欠が起こりやすいのも北海道の特徴
北海道のツーリングで注意しなければいけない事の一つに、ガス欠トラブルがあります。
普段のツーリングなら、「もう少し行けるかな」というシーンでも、北海道ではそうした判断が命取りになってしまう可能性があります。
北海道は広大な大地で、それぞれの都市の間には道路はあるものの、ガソリンスタンドがほとんどない場所も少なくありません。
100km以上もガソリンスタンドがないエリアも実際にあるため、ガソリンの残量には常に気を配り、ガソリンスタンドを見つけたらとりあえず給油しておくというスタンスで臨むのが得策です。
土地勘がないライダーにとっては、どこにガソリンスタンドがあるのかを把握することは難しいものです。
そのため北海道には、「次のガソリンスタンドまでXXkmです」といった看板が立てられていることがあります。
そうした看板を見つけたら、無視せずにとりあえず給油することをおすすめします。
また、万が一のガス欠に備えてガソリンの携行缶を携帯することもおすすめです。
北海道の多くのエリアでは、ガソリンスタンドの閉店時間がとても早いという特徴があります。
夜19時ぐらいでクローズとなってしまうスタンドが多いため、夜間の走行はあまりおすすめしません。