一度は走ってみたい
栃木県にある「日光の社寺」と言えば、世界遺産にも登録された有名な場所です。
そんな日光に通ずる道に、ライダーなら一度は走ってみたいと考える場所があります。
それは、ライダーにとっては定番とも言える「日光裏ルート」です。
ここでは、そんな魅力的な「日光裏ルート」をご紹介しましょう。
長野県、群馬県、栃木県に渡り、ドイツに実在する「ロマンチック街道」と似た景観を持つため名付けられたと言われる「日本ロマンチック街道」は、全長230kmもの長さの観光道路となっています。
関越自動車道から沼田ICを経由し、日光・尾瀬方面に走らせると、なだらかなワインディングロードが続き雄大な景色が見れます。
東側に位置する金精峠は、標高2024mと高い位置にあります。
峠の頂上近くには絶景スポットが広がっていますおり一見の価値があります。
日本ロマンチック街道の一部となる金精道路、その道路には金精トンネルがあります。
この地域は、積雪が多いことでも知られ、金精トンネルも冬期は閉鎖されます。
夏場も比較的涼しいので、冬場を避けてロマンチック街道を愛車やレンタルバイクでツーリングしてみてはいかがでしょうか?
ワインディングロードと聞くと、カーブが連続しているため、運転歴が浅い方には運転が難しいのではないか。
また、危険を伴うのではないか、と思われるかもしれませんが、道幅に余裕があり走りやすいつくりなので安全運転を心掛ければ大丈夫です。
比較的運転歴が浅い方でも、景観を楽しみながら、ツーリングすることが出来ます。
奥日光の楽しみ
日本一標高の高い位置にあるトンネル、金精トンネルを越え、奥日光湯本温泉へ到着します。
前述のとおり、冬の時期は積雪が多いので、トンネルが閉鎖されます。
開通後であっても、積雪や雪崩が起こる危険性がある場合に、閉鎖されることもあるので、春先などは、出発前に確認しておく方が安心です。
湯ノ湖の近くには数多くの温泉施設があります。
奥日光湯元温泉の源泉をひいており、なおかつ無料で足湯を利用することの出来る施設もあります。
この辺りの温泉には、リウマチや高血圧などにも効果があるそうです。
宿泊しなくても、入浴のみで気軽に立ち寄ることが出来る施設も多数ありますので、足湯や温泉でツーリングの疲れを癒すのも良いでしょう。
湯ノ湖から更にロマンチック街道を南東に進むとレストランやカフェもあります。
温泉や足湯で体が温まった後は、おいしいコーヒーや料理を楽しむのも良いでしょう。
中善寺金谷ホテルの施設内にあるログハウス調のコーヒーハウス「ユーコン」では、くつろいでコーヒーを飲むことが出来ます。
創業当時、大正時代のレシピを元に味を再現した「100年カレー」も、絶品ですよ。